Microsoft Azure で Ansible と Docker [Comm Tech Festival(2015/09/26)]

comuplus.doorkeeper.jp

2つめのセッションは、Windows女子部 3代目部長の 未来さん。
Microsoft Azure で Ansible と Docker」ということで、仕事で使う環境構築を、できるだけ効率的に構築し、なおかつ保持したい、というところから始まったチャレンジだそうです。

実は夏の、北海道コミュニティCLR/Hとの合同イベントで、未来さんは「Azure で Dcoker」という仮想環境構築にチャレンジしていました。そこからさらに、「その環境を、常に効率的に、すぐに利用できる状態を保てるようにするか」という、次のステップに進んだ挑戦です。

Ansible は サーバー構築における設定情報を、.yml というファイル形式に記述しておくことで、構築情報を1つに管理し、さらに同じ設定の構築などを簡易化できる構築技術、だそうです。

Chef というおなじ技術もありますが、記述言語に縛られない、xmlなどに似ている記述方法など、Rubyによる記述が必要なChefよりも最近は注目されているようです。

最後は実際にAnsibleをつかって、1行書き換えてphpのバージョン変更を簡単に行うデモをして終了です。

DockerHub、docker-compose など、実はAnsibleと類似のことができるということなのですが、未来さんも、多くの知識と技術から、いまの自分、いまの業務、いま提供したい目的に あわせて、取捨選択をし、最適なものをつかって構築するという流れを実際に見せてくれました。

実際に目の前で設定ファイルの書き換えと、Dockerの起動、そしてphpのバージョン変更まで見ると、わくわくしますね。

ITコミュニティだとか、勉強会だとか、参加する前は敷居が高く感じていた、ノンスキルの自分ですが、「知る」という機会だととらえてみることで、それは多少なりとも、自分の「選択肢を増やす」ことにほかならないと実感した時間でした。

未来さん、おつかれさまでした!

 

※1つめのセッションの感想はこちらから。
 Node.js でサクッと作れるAzure AD社内アプリ!〜挑戦編[comm Tech Festival](2015/09/26)http://qiita.com/dz_/items/ - Windows女子部 活動記録