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(4)デプロイ王子のクラウド寺子屋 3時間目(2015/12/21)

2時間目はハンズオンだったので、レポートがやや遅れておりますが、そこはいったん置きまして、3時間目です。

今回のテーマは「Azure メディアサービス ハンズオン」。

初めは座学により、「メディアサービス」というもの、そのものを学ぶところから開始しました。

<Media Services とは?>

  • 動画のエンコーディング、各端末への最適化動画の準備
  • 動画処理の処理スケジュール管理
  • オンデマンド動画配信
  • コンテンツ著作権保護
  • ライブストリーミング動画配信

何気なく利用している、「エンコーディング」「ストリーミング」「オンデマンド」の定義の確認から、ひとつひとつ簡単な比喩を用いて解説していただき、形式や解像度の最適化や変換がそれぞれのデバイスに向けて行われるという仕組みについてを学びました。

今回のハンズオンは、

  1. Azureでメディアサービスを構築する
  2. 動画をアップロードする
  3. エンコードのための設定をする
  4. html内に埋め込む(あるいはwordpressのページ内に埋め込む)

という流れを実際に試します。あくまでもハンズオンなので、今回 Adaptive Streaming は、費用効果を鑑みて省略となりましたが、仕組みについてはしっかり学ぶことが出来ました。

メディアサービスを考える場合に、ネックになる部分は、

  • 配信がなかなか始まらない……(待ちたくない!)
  • 回線状況が悪くて、画像がかくかく、あるいはもやもやした感じ……(はっきり見たい!)

というところが大きいと思いますが、これらをまとめて解決してくれるのが、Azure メディアサービスだそうです。

というのも、Azure メディアサービスは、各種OS、端末、回線状況(低速度、中速度、高速度)にあわせたエンコーディングおよび解像度処理を行って、それぞれのケースにあわせた動画を一度に生成してくれるので、配信先の環境にあわせて、適切な動画処理をしてくれます。

パターンごとの動画生成や、配信システムの振り分けなどの複雑な構築を行う必要がないというメリットがあり、つまりここでもまた、「ヒトでなくても良い作業はAzure上で行うことで、ヒトにしかできない作業をする時間を生み出すサービス」が動いているわけですね。

また、振り分けのために複数台のサーバーを用意して、並行稼動させるよりも、このメディアサービスで費用をかけて複数種の動画処理を自動で簡易に生成してくれるほうが、規模によっては遥かに安価で、手軽だといえます。

そんなわけで成功したこの配信動画の埋め込みが、こちらです。
(書いているわたしのサブスクリプションは、すでに従量課金制となっていますので、動画は数日で取り下げさせていただき、スクリーンショットに変更します……!)

 

動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。

わーい、videoタグの埋め込みだけで、こんなに手軽に動画が公開できるなんて! まさか自分が動画配信をあっさりできるとは思いませんでした。驚きです。

※ちなみにこの公開動画は、フルオープンソースで数年前に作成されたコンテンツだそうですので、ここでの公開にも問題はないものとなっています。

 

Youtube や、ニコ動のURLを埋め込むのと同じ感覚で、自分のAzure Server にアップロードした動画が、自分で埋め込んだ video タグによって配信されているのは、なんだかちょっと不思議な気持ちです。

動画自体はストレージサービスの中に保存しておけば、動画を再生される回数が少ない場合、費用もそれほどかからないそうです。ストレージサービスは5GBまで無料のため、Azure で従量課金になって少し不安になるのは、再生数によって費用が予想外に膨らむことだという点が、まだまだ見習いの身には結構大きいところなのですが、ある程度の再生数であればフォローがききそうです。(といっても、管理は自分自身です。しっかり注意してくださいね)

最後は、実際にchannel 9(マイクロソフトの動画配信URL)から、 動画の解像度品質や回線にあわせた動画画面の変化をみんなで閲覧し、もやもや~とした低解像度向け動画から、高解像度向けの切り替わりのスムーズさを体感しました。

それにしても、自分の動画が各環境に応じた切り替わりができているのかどうか、不安になりませんか? かといって、個人のちからで、それぞれの回線環境や解像度環境を準備するには限界があります。

……そこで、Azure Media Player を使えば、それも解決。テスト環境の設定切り替えのように、さまざまな解像度環境に応じた動画を、切り替えて確認することも可能です。この、生成開始から、テスト確認まで、流れるように1サービスで完結させる仕組みには唸らざるを得ませんでした。

マイクロソフトの最新技術の話に触れながらおやつタイムを経て、にこやかに4時間目は終了しました。デプロイ王子さま、本日もありがとうございました!