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第48回勉強会(2015/09/29) テストエンジニアへの道 第3回

kokucheese.com

いよいよ中盤に差し掛かった、全6回予定のテスト勉強会。
今回は第3回めです。

業務都合で残念ながら遅刻してしまった今回ですが、入室したところ、前回までの、さまざまなテスト手法の振り返りのあと、今回は新しい手法の説明と、ワークショップに差し掛かったところのようでした。

そっと着席して、ワークショップから参加させていただきました。

テストを行うときの観点をまとめた、「そ・れ・は・あ・た・る」をはじめ、同値分析、有効分析、無効分析……前回までにポイントを抑えてきましたが、

※前回の勉強会の様子はこちらから

 

winwoman.hateblo.jp

今回はそういったテスト手法のほか、「思考をいかに広げていくか」という観点からの手法について。
たとえば観点を反転させていく、「ガイドワード」「意地悪漢字」という概念。

http://www.jasst.jp/archives/jasst10s/pdf/S3-9.pdf

バグの連想ゲームとして、手順書などからキーワードの漢字に視点をおき、そこからチェック項目をピックアップしていく「バグっぱ!」の紹介を経て、ではワークショップです。

いくら視点のポイントを抑えても、そこから思考が広がらず、固定観念に囚われていては、ユーザー視点による思いもかけない操作やトラブルに対する動作の予測やテストは難しそうです。自分自身の両親が、「アドレス」といえば住所だと信じて疑わず、ホームページのアドレスのことを、住所の公開だと思っていたことを考えると、ITに親しんでいないユーザーサイド側の操作や視点になりきるには、自分たちの前提知識を捨てて望む必要があるということなのだと思います。

そこで、思考回路を広げる手法として、知名度の高いものでいえば、「3色ボールペン法」「マインドマップ」が挙げられました。

www.kadokawa.co.jp

mindmap.ainest.com

とある機能の仕様をあらわす文章に、赤、青、緑と意味合いをわけたラインを引き、それぞれの観点を付きあわせていきます。これは重要度の定義付け作業とも言えるかもしれません。重要だと思うところを探すあまり、文章が真っ赤になってしまって、青や緑を活かすことが出来ず、呆然としたわたしです。なるほど、三者三様の視点を持たないと、案外あっというまに思考は特定の方向に傾きますね。

次に、サンプルのマインドマップをいくつか見せていただきながら、まずは「自分自身」についてのマインドマップを書いていきます。好きなもの、嫌いなもの、したいこと……。

なんとなく書き方が飲み込めたところで、今度は、とあるサービスを作るという仮定で、2人1組でマインドマップを書くことになりました。コツは6W2H。

WHO、WHOM、WHY、WHERE、WHAT、WHEN、HOW、HOWMUCH。

サービスの利用者や利用シーンを想定しながら、すこしずつマップの枝葉を伸ばしていくと、案外身近なサービスでも、ペアごとに違う視点が広がっているのがわかりました。こうすると、他者の視点というものがとても興味深いと改めて感じます。

マインドマップによって、「思考が分散され」、「階層的な構造」になると、さつき先生。テストだけではなく、提案書などにも利用されることがあると、初代部長の椎野さん。自分自身の視野を広げるトレーニングにもなりそうです。

そして、「ラルフチャート」「モデリング」と思考方法についての説明が続き、「ラーメン」にたとえたラルフチャートの概念図を見せていただいて、ひとしきりみんなで感心したり笑ったりして、今日の勉強会は終了しました。好きなもの(今回はラーメン)にたとえてもらうことでよくわかった、という例を聞いて、そういう置き換えの思考もテスト設計のうえで視野を広げるポイントなのだろうなと思うと、さつき先生の思考ワールドは、新しい刺激が日々あふれているように見えました。

ところで、なんと6月の第2回から今回までのあいだに、2人のWindows女子部メンバーの方が、JSTQB認定テストを受験したそうです。見習わなくては……! こういう刺激やチャレンジ意欲をわけてもらえる機会になるから、コミュニティ活動って面白いのかもしれません。

第4回めもますます楽しみです。各回の資料も公開されますので、関心のある方は、Windows女子部のfacebookページで、次回の告知をお待ちください。第4回めからの参加も大歓迎です。

それでは今回も、さつき先生、ありがとうございました!