読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

(3)CLR/Hとの合同勉強会 in 札幌! 「Microsoft Azureで描く未来 ! ★DREAM ― 夢はみんなで描くと現実になる! ―」

Microsoft Azureで描く未来 ! in 札幌」
★テーマ★:DREAM ― 夢はみんなで描くと現実になる! ―

アジェンダはこちら。

10:00-10:40 レッスン1 JAZUG 札幌 松田さん
10:50-11:30 レッスン2 CLR/H 吾郷さん
11:30-12:45 ランチタイム
12:45-14:45 スペシャルレッスン ジニアス平井の世界
14:45-15:00 おやつタイム
15:00-15:40 レッスン3 JAWSUG 札幌 佐藤英治さん
15:50-16:50 スペシャルセッション デプロイ王子こと廣瀬一海さん
17:00-17:50 ライトニングトーク

ランチタイムが終わり、ジニアスさんのスペシャルレッスンのために着席すると、座席にすでに配布されている、左右が赤と青にわかれたフィルムの眼鏡を発見しました。
昔懐かしい、3D映像を見るための、あの眼鏡です。

この状態で、ジニアスさんの時間を迎える……いったいなにがおこるのか、もう、始まる前からわくわくします。

では、スペシャルレッスン。Microsoft ジニアス平井さんのスペシャルセッションは、最近ローンチされたGインスタンスのお話から。
(※日本では未だ利用できません)

これはCPUに大きく依存する処理に最適だそうです。ちなみにGは、コードネーム:GODZILLAから取られたGなんだとか。

それからDSインスタンス。これはOSドライブにもSSDを採用したインスタンスで、Premiumストレージのアタッチが可能という特色があるそうです。

このインスタンスのそれぞれの処理能力を、描写アプリケーションを用いて、目で見せてくださるデモから、ジニアスさんの魔法の時間がスタートしました。

レッスン1,レッスン2とキーワードとして上がってきた、「IoT」、モノのインターネット。
今回ジニアスさんが見せてくださったのは、東芝製の「BlueBird」。小型のMotion Sensorです。

小型のMotionSensor、カメラもないけれど、どんな使い方が可能なのかなと思えば、たとえば荷物管理、美術品管理など、移動を伴う物品の管理や、あるいは湿度や気温の変化に敏感なものを管理する際に大活躍します。
コンテナに物品と一緒に入れて移動すれば、振動を検知、あるいは温度変化を感知して、荷物に異常が発生することを防いだり、あるいは移動ルートのなかで道が平坦ではないところをチェックしてルート管理をしたり、ということが可能なんですね。なるほど……。

そういった、「収集データ」の「解析」を、ジニアスさん、今回のデモでは、「製造ライン不良品除去」ゲームをみせてくださいました。
画面に流れる可愛らしいクッキーのなかに混入されてくる昆虫や菌をタップして、1分間の間にどれだけ除去できるかを測ります。その結果は蓄積されて、スタート時に採集した個人データ(血液型、性別、年齢層、好きな色)をもとに、除去率と傾向分析をされてゆく……という仕組みです。

参加者の方々は無言で下を向いて、真剣勝負。

しんとした空気のなか、画面のなかのクッキーたちはどんどん流れるスピードを増し、みんなを白熱させていきました。
結果はすべてデータ化されて、一覧に表示されており、日々更新されているそうです。

次は音楽の時間、女子部では1月の勉強会で体験した方も多いハンドベル。今回も体験レッスンが続きます。

ジニアスさんの提案で、Windows女子部、CLR/H、北海道の参加者メンバー、MSメンバー、といった形で4グループに分かれて演奏の違いを楽しみました。
参加者の男性陣たちは、恥じらっていたりしたようですが、なんだかんだ言ってハンドベルの音の軽やかさと反比例するかのように、少しずつ真顔になっていき、真剣にきらきら星や聖者の行進が奏でられ、賑やかな時間になりました。

そしてここで、3Dの時間!
HoloLensが出てくるまで、3Dで楽しみましょうというジニアスさんの趣向のもと、予め配布されていた眼鏡で様々な画像や映像を眺めます。迫り来る白球に身を捩らせそうになったり、夏祭りで体験コーナーを楽しませていただいたOculusのサンプルのような、ジェットコースターの映像を、歓声を上げて楽しむ参加者の方々。

それにしても、ここでまた前半のレッスンで感じたことを改めて思うわけですが、サンプルの映像や画像などの情報にも精通していなければ、このデモはできないわけで、アプリケーションを組み立てるプログラミングのスキルだけではなく、ITを生かすためにありとあらゆる情報を胸のうちに納めているのだなあ……と、感嘆するばかり。

締めに向かってはMachine Learning。
Face APIやVision APIを使います(今のところは無償で利用が可能とのことですよ!)
Kinectを使ってのプログラミングです。

ところで、Kinectってモーションだけではなくて、顔の向きや表情もある程度捉えられるのだそうです。
具体的にどういうことができるかといえば、例えば運転中にKinectを運転手側に向けて設置しておき、運転手が目を瞑ったり頭が項垂れて来ると、「ねえ、起きてよう」と呼びかける……これは、夜間の運転や長距離運転などの際に非常に需要が高そうです。

楽しむIT、はもちろん、ひとをサポートするIT、という世界。

ジニアスさんのデモを拝見すると、いつもいつも胸がいっぱいになります。自分も、まわりも、ただただにこにこして、とても楽しい気持ちの残響を何度も反芻して、そうして満ち足りた気持ちを確認する、その繰り返し。

今日、ジニアスさんのデモを拝聴していて、痛切に感じたのは、ジニアスさんご自身がどれだけITという世界を愛しているか、技術というものを捩じ伏せて手中に収めるのではなく、かといって寄り添い過ぎるわけでもなく、例えて言うなら、「手をつないで」、ITと一緒に歩んでいるのだな、ということ。
ITの光も闇も、深さも知っていて、それに依存しない、けれど距離を保ちながらも温度のわかる位置にいて、付かず離れず、だからご自身も時折シニカルに、時折無邪気に、たくさんの世界を広げてゆく。

Windows女子部夏祭りでもテーマになった、「つながる、広がる」。

ITはたくさんの世界の扉をひらく鍵で、その鍵は誰もがたぶん、持っていて。
胸の内で静かにその鍵を握っていて。
そのまま鍵は使わずに持っているヒトもたくさんいるけれど、技術者の方々はその鍵をつかって、たくさんの世界への扉をひらいてくれます。
そして、扉がひらけば、ひらいた世界同士は、つながるんです。

それは、ほんとうに、ほんとうに、すごいことで。
自分の世界がいかに狭いかを、おしえてくれるし、同時に、自分の掌のなかにはたくさんの広い世界につながる鍵があるのだとおしえてくれる、そういう、ことなんです。

ジニアスさんのデモを見ながら、みんなで笑いあいながら、そんなふうに思ったレッスンは、おまけの秘密タイムを経て、笑顔で終了しました。ありがとうございました!